麒麟山 伝統辛口
2022/01/08
麒麟山 伝統辛口
新潟県 奥阿賀産米使用 普通酒
今回紹介する銘柄は
新潟県は酒蔵(清酒の)が大小と多く残っているエリアと感じます。
その昔、関西の灘のお酒一強の時代に「新潟淡麗」を打ち出して、お酒造りをしていた
とも聞いています。新潟というエリアも、現在では清酒のお酒造りにおいては一目置
かれる地域となっています。
今回紹介する銘柄はスタンダード酒(普通酒)になります。
とは言え、内容的には本醸造に近い製造基準になるかと思います。
使っているお米は、地元の奥阿賀産の契約農家さんのもののみを使用。
こういった、地元で収穫されたものを地元の蔵元が造るというコンセプトは今後、日本
のお酒業界でも評価のポイントになる部分かもしれません。
麒麟山酒造さんは、静岡の蔵元と比べると、やや生産規模の大きめの酒蔵になります。
なので、スタンダード酒の販売が主力になる経営スタイルになるようです。
大小ある酒蔵、同業種であっても、それぞれにあった経営スタイルがあるわけです。
スタンダード酒と言えども、お酒製造における総合的な技術力は高く感じます。
昔のデンカラより、辛さは控えめな感じになっています。
燗上がりするお酒なので、個人的にはお燗がいいかなぁとは思います。
今年は寒いので熱燗もいいかもしれません。