シャトー・ド・シャントグリーヴ　2013y（ルージュ）

今回ご紹介する銘柄は、、、

シャトー・ド・シャントグリーヴ　2013y（ルージュ）750ml

「シャントグリーヴ」はフランスはボルドー地方、グラーヴ地区の名門シャトー（蔵元）。
グラーヴのシャトーは、赤、白両方造っているパターンが多く、白が特に評価が高いです。

以前紹介した、
シャトー・ド・シャントグリーヴ　カロリーヌ　2016y（ブラン）750ml

のスタンダードな赤になります。
現在、掘り出し物価格で、ご提供という事もあり、この赤の紹介に至りました。

なかなか出ない値段かと思います。

味わいとしては、土っぽい少しクラッシックなテイストも感じました。

少し前に、お客様とフランスワインの話になりましたが、
ヨーロッパの歴史的背景の中で、さまざまな国々が時代とともに勢力争いをしてきた中で、
葡萄栽培、ワイン造りをするよう命ぜられて、それらは広まっていったようです。

そういった長い年月の中で、畑の区画やお酒造りの伝統が生まれ、育っていきました。
何度かの大きな戦争の中でも、それらは守られてきました。

名門と呼ばれる蔵々はそんな伝統にプライドを持っていると感じます。
特にフランスはワイン製造の基準（特に伝統的なＡＯＣ）が厳しく定められています。
ワイン法は当時の貴族たち（時代の実力者たちにより）作られたとも言われています。

ここら辺の気持ちがわかるかどうかがポイントのような気がします。
この精神は今や酒業界全体に何となく見えない形で浸透しているような気もします。

ビジネスマンのためのお酒の知識的な。
暇なときにここら辺の歴史的背景を調べてみるのも面白いかもしれません。