ソフィー・デュバロワ　ブリュット　キュヴェ・プレステージ

今回ご紹介する銘柄は、フランスワインのシャンパン（シャンパーニュ）です。

ソフィー・デュバロワ　ブリュット　キュヴェ・プレステージ　750ml　12度

円安もあって海外のお酒は徐々に値上がりが進行しております。
そんな中、テイスト、製品内容共に良いお値打ち銘柄となります。

シャンパンというと、一般的な人はいわゆる発泡性のワインのことを思い浮かべると思います。
この「発泡性ワイン」の原点的なお酒がシャンパーニュになります。

フランスワインのシャンパーニュ地方で、その昔、誕生しました。
「ドン・ペリニヨン」（同名の有名なシャンパンがあります）という方が、発泡性ワインの製法を
確立したと言われています。

そして、フランスのシャンパーニュ地方の指定された畑で収穫されたブドウを用い、シャンパン製法で
造られたワインのラベルに「シャンパーニュ（Champagne)」と表記されます。

ですので、それに該当しない発泡性ワインは正式にはシャンパン（シャンパーニュ）と名乗れません。
シャンパーニュの名称は厳格に守られ、フランスワインの中でも特に厳しい扱いになっております。

お酒でなくとも「シャンパン」や「シャンパーニュ」という名称を使うと名称変更の要請があるとも
言われています。

また、別の地域で、例えば人件費や地代が安いところで、全く同じような製品を製造しても、
「シャンパーニュ」とは名乗れません。

これは、発泡性ワインのオリジナル、原点のお酒にだけその名称表記が許されているというもので、
「シャンパーニュ」というブランドや商品価値を守るためにこのようになっているようです。

ちょっと難しい説明ですが、ビジネスマンのお酒の知識的に説明すると、いろんな商品で似たような
事象は起こりえます。ですので、その原点、オリジナル製品を守るためのひとつの方法とも言えます。

どうでしょう？
少し興味深い話にも感じます。

そんな事柄に想いながら、シャンパーニュを楽しむのはいかがでしょうか？